新婚カップルに突然の悲劇が襲った。南米エクアドルの最大都市グアヤキルで、新婚旅行中の日本人夫妻が昨年１２月２８日夜、８人組とみられるグループに銃で撃たれ、夫（２８）が死亡、妻（２７）も重傷を負った。在エクアドル日本大使館が３日、明らかにした。妻は入院中で意識があり、命に別条はないという。警察は強盗目的とみて捜査を始め、犯人逮捕につながる情報提供を呼び掛けている。

地元警察の発表や関係者によると、夫はヒトミ・テツオさんで、胸などを３発撃たれ死亡。妻マリコさんは、腹と右脚を撃たれた。現金など所持品を全て奪われており、警察は強盗殺人などの疑いで調べている。大使館は「家族の承諾が得られていない」として夫妻の氏名や出身地を公表していない。夫が２７歳、妻が２５歳との報道もある